消費者金融で知っておきたいこと:3

"消費者金融"と一口に言っても、8.7%程度から29.2%まで金利の低い業者と高い業者の間にはかなりの差があります。
数字を見ただけでは最初はピンと来ないかもしれませんが、この金利の差によって返済額の負担も大きく変わってくるので少しでも低い業者を選ぶことが大切です。
ただ"消費者金融"の数は現在1万社前後あり、顧客獲得競争も激しいことから一般に"ヤミ金融"と呼ばれる貸金業登録がなされていない業者が低い金利を打ち出してきていることもあるので、金利の低さだけで飛びつくのではなくできるだけ経営の安定した業者を選ぶ必要があります。
そこで"消費者金融"には、専業の業者のほかにどのような種類のものがあるのかを見ておくことにしましょう。
まず1つ目の"銀行系消費者金融"は2000年に入ってから銀行と大手消費者金融とが合併して設立されたもので、テレビのコマーシャルでも"銀行系○○"などと"銀行"という言葉が強調されていて消費者に安心感を与える効果も高いようです。
ここでは、与信審査はある程度厳しいようですが、グレーゾーン金利を撤廃して金利も専業の消費者金融よりさらに低くなっています。
けれどもその反面、カードローンでも最初の融資枠が30万円程度だったものが、返済をしていくうちにいつの間にか100万円程度に増えていくために、それに気を良くしてさらに借りて多重債務に陥ってしまうというようなケースもあると言われています。
2つ目の"信販系消費者金融"は信販会社と消費者金融とが合併したもので、グレーゾーン金利を撤廃して上限金利を20%に引き下げることや、総借入残高が年収の1/3を超える貸付を禁止することが盛り込まれた"改正貸金業法"の成立によって貸金業界の経営はさらに厳しくなったために、消費者金融にとっては同業者同士の合併よりも魅力があるようです。
金利は専業の消費者金融と銀行系の消費者金融の中間程度ですが、実際には専業の業者と大した違いはないようです。
3つ目の"外資系消費者金融"は、上限金利が下がって収益が激減したことやグレーゾーン金利に関する最高裁判所の判決によって、過去にさかのぼって利息を返還させられる可能性も出てきたことから相次いで日本市場から撤退する動きが出ています。
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