単利と複利の違いについて

このような高金利を課してくるのは殆どの場合、行政機関への登録がなされていない、いわゆる"ヤミ金融"と言われる業者ですが、金利に関してもうひとつ知っておきたいのは利息計算が"単利"か"複利"かということです。
"単利"というのは元金にのみ金利をかけて利息計算をするもので、利息に対して金利はかかりません。
例えば100万円の元金に対して年率29.2%の金利で1年借りたとしても、《100万円×0.29=29万円》となって129万円、1ヶ月であれば《100万円×(0.29÷12ヶ月×1ヶ月)=2.4万円》となって102.4万円、3ヶ月であれば《10万円×(0.29÷12ヶ月×3ヶ月)=7.2万円》となって107.2万円の返済になります。
さらに短期で返済できる場合、10日で返済すれば《100万円×(0.29÷365日×10日)=0.79万円》と、利息は8,000円程度で済みます。
一方"複利"には、元本だけでなくて利息にも利息がついてしまうために100万円を1年で返済できれば利息は"単利"と同じく《100万円×0.29×1年)=29万円》となって100万円の元金をたして129万円になりますが、2年目には《129万円×0.29=37.4万円》となって1年目の129万円の元金をたすと《129万円+37.4=166.4万円》、3年目には《166.4万円×0.29=48.25万円》となって2年目の166.4万円の元金をたすと《166.4万円+48.25=214.6万円》と雪だるま式に増えていきます。
通常の消費者金融では"複利"で利息計算することは出資法で禁止されているために、すべて単利計算がおこなわれていますが、一部の"ヤミ金融"と言われる業者のあいだでは複利計算で請求が行なわれているとも言われています。
"複利"は資産運用に使われる場合は非常に魅力的ですが、逆に借金の返済に使われる場合は非常にこわいものです。
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